セミナーとは何をする場所なのか?

「セミナーで商品を売りたい!」と思ったときに読む本

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セミナーとは何をする場所なのか?

 セミナークロージングは「セミナーとは何をする場所なのか?」という質問に答えられると成果がガラリと変わってきます。「セミナーは問題解決の場所です」と答える方がいらっしゃいますが、不正解ではないものの回答としては不十分。セミナーは問題解決の場所であるという思考を変えることが、セミナークロージング力を高める第一歩となります。セミナーとは何をする場所なのでしょう?その答えを明らかにする前に、次の質問について考えてみたいと思います。少し考えてみてください。

 セミナーと自動車の試乗会の共通点は何だと思いますか?

 いかがでしょう。分かりましたか?これは自動車の試乗会を考えてみると分かりやすいのですが、答えは『体験』です。様々な答えがあると思いますが、ここでお伝えしたいのは『人は体験を求めて会場に足を運ぶ』ということ。自動車の試乗会は、実際に車に触れ、運転席に座り、ハンドルを握ったりアクセルやブレーキを踏んでみる。トランクを開け、夏休みの家族旅行や恋人とのドライブなどを頭の中で想像してみる。そんな疑似体験する場所であり、来場者もそれを求めて足を運びます。排気量や燃費、回転数などネットやパンフレットで分かることが知りたくて来場してるわけではありません。

 もう一つの例を考えてみましょう。あなたはイタリア料理を習いたいとします。ネットでイタリア料理が学べる料理教室を見つけ、お試し教室に参加。案内された会場は、キッチンではなく会議室で、先生はエプロン姿ではなくビシッとしたスーツ。終始テキストとスライドでイタリア料理の作り方を学び、一切の調理器具に触れることなく終了。帰り際に本教室への案内がありました。あなたはこのイタリア料理教室に申し込みますか?

 恐らくほとんどの方は申し込まないでしょう。しっかりとしたテキストとスライドでイタリア料理を習うという目的は達せられるはずです。なのに申し込みをしない理由は、もうお分かりですね。参加者はイタリア料理を作る体験がしたいのです。包丁で具材を切り、パスタを茹で、フライパンで炒めたいというのが参加者の希望。体験がしたいのです。

 セミナーはどうでしょう?一昔前までは情報は入手が難しかったため、問題解決だけでも満足されました。しかしインターネットが発達した現在、上質な情報は国内外関係なく簡単に入手できます。しかも無料。ですので、問題解決の情報だけではすでに満足されません。参加者の満足度を高めるためには『体験』が必要なのです。セミナーにおける体験を更に具体的にいえば、『参加者の理想と現実のギャップを埋める体験』を指します。参加者は理想と現実のギャップを埋めたくて、時間とお金を使って会場に来ています。本当に望んでいるのは、問題解決そのものではありません。問題解決方法を学ぶことは、ギャップを埋める手段の一つだということを覚えておいてください。この考えがセミナークロージング力を高める土台となります。詳しくは、第2章以降で説明していきますので、ここでは『セミナーは、参加者の理想と現実のギャップを埋める体験の場所』ということだけ頭に入れておいてください。

  はポピュラーハイライトです。

 

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