満足させずに満足させるセミナーをつくる

「セミナーで商品を売りたい!」と思ったときに読む本

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満足させずに満足させるセミナーをつくる

 ここでワークを二つしてみたいと思います。少し時間をとって次の二つの質問に答えてみてください。

質問一:あなたがこれまで参加したセミナーを振り返ると、どのような点に満足をしましたか?
質問二:あなたがこれまで参加したセミナーを振り返ると、どのような点に不満を感じましたか?

これまで私のセミナーで同じ質問をしたところ、次のような答えが返ってきました。

満足した点:話が分かりやすかった、講師に実績がある、声が聞き取りやすかった、ワークが多かった、実践的な内容、知りたいことが学べた、気づきがあった、講師に清潔感があった、レジュメがあった、会場が駅から近かった、話に共感できた、トイレがきれい、事例が多かった、講師に自信があった、退屈せず楽しかった、スタッフの対応がよかった、参加者同士の交流がもてた、懇親会があった、感動した、やるべきことが分かった、決断ができた、思い込みが外れた、食事が付いていた、会場が広かった、会場が静かでセミナーに集中できた、参加者の質が良かった など

不満を感じた点:話がつまらなくて眠くなった、講師の自慢が多かった、話の脱線が多すぎる、声が小さかった、スライドが見えなかった、講師が自信がなさそうで頼りなかった、抽象的な話ばかり、講師に清潔感がなかった、会場が遠かった、会場が分かりにくく道に迷った、スタッフの対応が事務的、ワークが少なかった、退屈だった、参加者同士の交流がなかった、懇親会がなかった、会場の周りがうるさくてセミナーに集中できなかった、参加者の質が悪かった、会場の雰囲気が悪かった、肝心な所が分からなかった、会場の室温が寒すぎる など

 あなたの答えはいかがだったでしょう?似たような答えが出てきたかもしれませんね。さてここで、満足した点と不満を感じた点を見比べてみてください。するとあることに気が付くと思います。それは、参加者が満足感を感じる要素の八割はサービスやホスピタリティであり、問題解決に満足する割合は二割程度だということです。これは、どんなに参加者の問題を解決しようとも、それは全体の二割ほどしかなく、『参加者の問題を解決すれば満足度は高くなる』という考えは大きな勘違いだということを意味します。実はここがバックエンド成約率に大きく関係してくるのです。

 セミナーにおける参加者満足度には二つの軸があります。一つは『問題解決』、もう一つは『ホスピタリティ』。参加者の満足度は高いのにバックエンドが売れないという状況を作り出しているのは、まさにこの二つの軸を知らずに混同していることが原因です。問題解決によって満足度を高めているばかりに、バックエンド商品の必要性を下げてしまっているのです。しかし、問題解決はそれほどしなくても、ホスピタリティで十分に満足度を高めることは可能であることは、もうご理解いただけたことでしょう。フロントセミナーでは、二つの軸のバランスを保つということを覚えておいてください。

  はポピュラーハイライトです。

 

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