終わりに

「セミナーで商品を売りたい!」と思ったときに読む本

で注目されている文節の原文をお読みいただけます!

終わりに

 私はもともと人見知りで、アガリ症です。人前で話す仕事につくなんて思ってみなかったし、まさか営業についてのコンサルティングをするなんて一〇年前には想像もしていませんでした。

 一〇年前の私はハウスクリーニング、内装業の職人で週六日、朝から晩まで働いていました。収入はそこそこあったものの自分の人生を生きている実感がなく、未来への希望もなく、いつもと変わらない毎日。何かをしたい。人生を変えたい。でも、どうしたらいいか分からない・・・。やり場のない自分への怒り、情けなさ、不甲斐なさを誤魔化すように、毎晩、居酒屋を飲み歩く。そんな日々もありました。

 しかし、とあるきっかけからプロのセミナー講師になることを決意し、二〇〇八年四月に独立をしたのです。当時、現在ほどセミナー講師を目指す人はおらず、プロ講師になる方法を教えてくれるセミナーも見当たりませんでした。もともと畑違いのブルーワーカーですからセミナー会場の取り方も分からないところから、誰かのセミナースタッフをしながらひとつずつ七年かけてリソースを蓄えていったのです。

 アンソニー・ロビンズのセミナーにもクルーとして何度か参加したのですが、ボランティアなので一切の報酬はありません。それどころか、海外セミナーなので渡航費、滞在費で二十万円は自腹になります。しかし、その経験で世界トップスピーカーのセミナービジネスを学ぶことができ、その後、大きな財産となりました。

 本書でお伝えした内容は日本のセミナーだけの経験ではなく、海外トップスピーカーのセミナーの経験も融合させ、日本のセミナー向けに改良を重ねてきたものです。特にホスピタリティ、おもてなしは、察しと思いやりを重んじる日本人だからこそセミナーに活用できることだと考えています。シナリオだけでは少し力技になりかねません。しかし、おもてなしのセミナー運営をすることで、日本人だからこそできるセミナーができるのではないでしょうか?

 結局のところ、セミナークロージングは「私以上にあなたの幸せを考えている人はいません」と自信を持って言えるかどうかだと私は考えます。スキルやテクニックではなく、参加者の幸せを願い、参加者の視点に立った思いやり重視のセミナーだからこそ、商品が売れるようになるということが、本書で最もお伝えしたかったことです。

 そんな思いも含め、本書ではできるだけ実践で使える部分をお伝えしましたが、なかなか説明が難しい部分や図解が欲しいと感じる部分もあったかと思います。そして、まだまだお伝えできていないことも沢山あります。私のブログではもう少し細かい説明や集客、プレゼンテーションに関する記事もございますので、フォローアップとしてご活用ください。また、セミナークロージング力を磨くセミナーも実施していますので、こちらもご活用いただき、あなたのセミナービジネスにお役立てください。

  はポピュラーハイライトです。

 

「セミナーで商品を売りたい!」と思ったときに読む本

 

目次一覧に戻る