フロントセミナーでは、
「あなただから出来たんでしょ」
と参加者に言わせないようにすることが重要です。
「これは素晴らしい方法(コンテンツ)だと思うんですけどね。
あなただから出来たのではないですか?」
とそう感じる参加者が少なからず出てくるわけです。
これまでの経験として、
「あなただから出来たんでしょ」
の心理的背景には、
「私には使いこなす自信がありません」
という自信のなさがあるように感じます。
結局のところ、
「その本講座に参加したとして、 本当に私にできるのかしら? 成果があげられるのかしら?」
という不安があるんですね。
不安があるままでは、バックエンド商品は売れないので、
「あなただから出来たんでしょ」
から
「私にもできそうだ!」
という心理状態にフロントセミナーで変化させていきます。
方法は2つ。
1つ目は、講師の自己開示。
「私も以前は、今のあなたと同じ、いや、もっとひどかったんですよ。
私にできたんだから、あなたにもできますよ」
をキチンと伝えること。
自己開示をすることで、
「あっ、この人も昔は私と同じだったんだ」
と、自分にもできるかもという可能性を感じさせます。
実績ばかり並べ立てるだけでは、可能性を感じさせるのはなかなか難しいですからね。
自己紹介の時に自己開示をすると、信頼性が高まるだけでなく、「あなただから出来たんでしょ」を減らすことが出来ます。
2つ目は、ワークによる成功体験
「私にもできそうだ!」と感じさせるには、成功体験をしてもらうことが最も早いです。
どんなわずかのことでもいいので、ワークによって、
『できないと思っていたことができた』
という経験をつくりましょう。
ここで注意点ですが、成功体験をさせ過ぎて、
「もう自分一人でできる」
と勘違いさせないように。
こう感じさせてもバックエンドが売れなくなってしまいます(苦笑)
フロントセミナーでバックエンドを売るためには、 参加者から「あなただからできたんでしょ」を取り除くことです。
・講師の自己開示
・成功体験をさせる
で参加者に可能性を感じさせ、バックエンドに導いていきましょう。