「受講者が行動してくれない・・・」7つの原因

セミナービジネス実践会黒崎英臣です。

 

今回のテーマは、「受講者が行動してくれない・・・」7つの原因

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受講者が行動をしてくれない

セミナー講師を続けていくと訪れる悩みの1つが、受講生がセミナー後に行動をしてくれないことだ。

 

どんな有名なセミナー講師でも、長年登壇しているベテラン講師でもこうした悩みを抱えていているのが現状で、もしかしたらあなたも感じているかもしれないが、セミナー参加後に実際に行動に移す人は100名のうち10名いれば良い方。

 

行動し続けて成果を出す割合となると・・・

 

セミナーの価格の大小にかかわらず、こうした事は日常茶飯事だ。

 

 

セミナー講師の側からすると、成果を出してもらって実績を作り、評判になるためには、受講者にどれだけ行動してもらうかにかかっている。

 

そうしたビジネス的な観点だけでなく、教育者の観点からしても、

 

「せっかくやりたいことのために、時間とお金をかけて学びに来てるのだから、何とか成果を出させてあげたい」

 

という気持ちももちろんあるので、何とか行動してもらうためにあれこれと考えるわけだ。

 

しかし、受講生に行動を促すことができない・・・

 

どうしたらいいのだろうか?

 

コントロールではなく○○

受講生が行動してくれない原因を書く前に、基本的な考え方をお伝えするので、覚えておいてもらいたい。

 

それは・・・

 

他人はコントロールできない

 

ということである。

 

どんなに頑張っても他人はコントロールできない。

 

受講生に行動をさせるためにコントロールしようとすることは時間の無駄。

 

しかし、影響を与えることは可能だ。

 

「早く帰ってやってみたい」

「まずはちょっとやってみよう」

 

などと受講生のやりたいを促す影響をいかに与えるかがポイントとなってくる。

 

コントロールするのではなく、影響を与える

 

ということを頭において読み進めてもらいたい。

 

参加者が行動しない7つの原因

原因①:人間の行動システムを知らない

まずは人間の行動システムを知らないことが原因としてあげられる。

 

人間には行動する、しないの前に意思決定をする。

 

意思決定の前に取捨選択がある。

 

意思決定の前には・・・

 

というように、人間の行動システムをまずは学ぶ必要がある。

 

NLP、心理学、コーチングを学んでいる人はすでにご存知かもしれないが、行動システムを学ぶことにより、セミナーの質はグンと高まり、受講生へ行動を促すことができるようになる。

 

まずは、受講者を、人間を知ることからはじめよう。

 

原因②:行動する理由を引き出していない

人間は言い訳が好きな生き物だ。

 

とにかく言い訳が好きなのが人間で、面白いことに商品価格の値上げだけでなく、商品価格の値下げにも言い訳を求める^^

 

ご存知だと思うが、人間は行動しない言い訳を沢山持っている。

 

そして、行動するための言い訳も多少持っているのだが、パワーが弱い。

 

これまでとは異なる行動をとらせるためには非常に大きなパワーが必要、つまり、

 

行動せざるを得ない圧倒的な理由

 

が必要になってくるのだ。

 

行動する理由ではなく、行動せざるを得ない圧倒的な理由だ。

 

この圧倒的なパワーは外部より内部からのほうが比較的引き出しやすいので、目標を達成したい理由を引き出すワークなどの導入してみるといいだろう。

 

原因③:障害が取り除けていない

自分自身を行動へと奮い立たせる圧倒的な理由があったとしても、やはり一歩が踏み出せないことというのはある。

 

目の前に障害が立ちふさがった時だ。

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すんなり障害を超えられる状態であればいいが、大きさによってはそうはいかない場合もある。

 

障害はメンタルの時もあるし、お金や時間、肉体的、人間関係、会社、家族など様々。

 

受講者の行く手を遮るこれらの障害を越えられるサポートの準備をしよう。

 

注意点としては、障害を取り除くのは受講者であり、講師はあくまでサポートに回るということだ。

 

講師が障害を取り除いてしまっては、受講生の成長の機会を奪ってしまう事になるので注意しよう。

 

原因④:現在地がわからない

カーナビを使って目的地にたどり着くために必要なもの。

 

それは、目的地と現在地である。

 

目的地と現在地の2つがあってはじめて最適なルートが示せるわけだ。

 GPS

セミナー受講者のほとんどは自分の行きたい場所、目的地は理解している。

 

しかし、現在地というのは非常に曖昧にしか自覚をしていない。

 

現在地が分かってこそ、次にどこに進むのか、何を使えば次に進めるのかが明確にイメージができるし、イメージが出来れば行動はとりやすくなる。

 

現在地はセミナーの内容によって異なるが、いずれのセミナーでも受講者の現在の状態を認識させるようにしよう。

 

例えば、YesNoチェック表などや、数字を使ったワークなどを使うと現在地が分かり易い。

 

原因⑤:手順が分からない

受講生が行動しない原因の一つは、『何から始めていいかわからない』である。

 

自分のゴールも現在の問題点も分かった。 

問題解決に有効な方法も教えてもらった。 

でも、何から始めていいの?

 

実はこういうことはよくあって、こういうセミナーは「いいこと学んだ」で終わる場合が多い。

 

そうならないために必要なことは、

・現在地から目的地までの全体像を見せること

・手順を示すこと

である。

 

料理を考えてみればわかるだろう。

 

作りたい料理が完成するまでの手順が細かく書いてあるからこそ、誰でもチャレンジしやすく同じ結果を出しやすい。

 

セミナーのコンテンツやフローは、全体像と手順をきちんと示すことを心掛けよう。

 

原因⑥:やることが多い

人はやらなければいけないことが多いと圧倒される。

 

あれもやらなきゃいけないし、これもやらなきゃ・・・はぁ・・・

 

多くの人は、面倒くさくなって何もやらなくなるのだ。

 

受講生のためだとはいえ、一度に問題解決策を多く提供すると、

 

「えっ、こんなにやらなきゃいけないの?」

 

となってしまい、どれも実践をしない人も少なくない。

 

手順を作るのは、解決策を提供しすぎないためでもある。

 

問題解決策の提供には、広さと深さがある。

 

あまり広すぎ(多すぎ)ても使いこなせないし、深すぎても理解度、成長度によってついて来れない。

 

この辺りは受講者の様子を見て、バランスをとっていくといいだろう。

 

原因⑦:伝わっていない

どんなに素晴らしいコンテンツをもって、セミナーをしたとしても、受講生に伝わっていなければまったく意味がない。

 

そもそも、コンテンツの使い道や有効性が伝わっていなかったり、使い方が理解できていなかったり・・・

 

使っている言葉やコンテンツが難しかったり、使いづらかったりすれば、当然ながら理解できないし、家に帰って使えるようにはならないだろう。

 

セミナーコンテンツを作るコツは、

・理解しやすい

・覚えやすい

・使いやすい

・人に話しやすい

の4つを頭に入れて作ることだ。

 

どうやって伝えるかではなく、どうしたら伝わるかを意識してコンテンツやセミナーを作っていこう。

 

まとめ

受講生が行動しない7つの原因は次の7つ。

原因①:人間の行動システムを知らない

原因②:行動する理由を引き出していない

原因③:障害が取り除けていない

原因④:現在地がわからない

原因⑤:手順が分からない

原因⑥:やることが多い

原因⑦:伝わっていない

 

7つの原因を理解してもらったところで、まとめとしてお伝えしたい心構えがある。

 

それは・・・

 

最終的な意思決定は受講者に委ね、敬意を示す

 

ということだ。

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先にも書いた通り、講師のすることは受講生に影響を与えることであり、コントロールすることではない。

 

行動を義務とし、行動しない場合には罰を与えることもできるが、

 

「罰があるから行動をする」

「言われたから行動をする」

 

という依存型の人間を産み出してしまうことになり、これは誰のためにもならない。

 

われわれ講師はお互いのために出来るだけ影響を与え、最終的に行動するしないの意思決定を受講生本人に委ねるのがお互いの成長になる。

 

そして、受講生がどんな意思決定をしたとしても、それに対して理解と敬意を示すことが重要な事ではないか?

 

セミナーは対人間のコミュニケーションが前提なので、受講生への理解と敬意を忘れないようにしたいもの。

 

受講生への理解と敬意を忘れずに、受講生に影響を与えられるセミナーを作っていこう。

 

 

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